2009年12月15日火曜日

読書(24) ☆☆☆☆ -¥2200-

【今日の出来事】
 今日は大分寒い関西明石でした。マフラー・手袋を装備して通勤しました。
 今日は2冊ご紹介します。

【本の紹介】
 (24) からだの1日 あなたの24時間を医学・科学で輪切りにする ジェニファー・アッカーマン著
     鍛原多恵子訳 早川書房
     


 【本の構成】
  プロローグ
  朝   
   第1章 目覚め
   第2章 外界をさぐる
   第3章 機知
  昼
   第4章 正午きっかり
   第5章 ランチのあと
  午後
   第6章 居眠りの国
   第7章 緊張感
   第8章 運動する
  夕暮れ
   第9章 パーティーの顔
  夜
   第10章 魅せられて
   第11章 夜風
   第12章 眠り
   第13章 狼の時刻
  謝辞
  訳者あとがき  
  原注
  
  という構成でなっている。

 
 【印象に残ったところ】
  からだの一日。からだの機能の説明を時間履歴をもとに繰り広げられていく。

  人間の一生: それは70万時間。別の肉体をもつ機会は二度と戻ってこない。ならば自分の体にうちて
           もう少し知るのも悪くない。

  という著者のことから始まる。⇒確かに納得。70万時間かぁ。マルコムグラッドウェルの著書 天才には
  天才は1万時間つみあげる必要があるとあった。一生の1/70の時間を費やすことなのだ。小さいような
  大きいような。

  さて著書に戻る。
 
  朝:目覚まし時計が鳴るのを予期して、けたたましい音がする1分か2分前に目覚めること。
    ⇒うーん。あるある。毎日そうだ。
    著者曰く、脳が睡眠中に音を聞くことができるからだという。その時間を感じ取ってくれる。
    ⇒信じられないけれど、毎日そうだから納得。

  カフェインが私たちの体に大きな影響を及ぼす理由。やっと最近になって解明されてきたという。
  カフェインは血流に乗って全身の組織や体液に行き渡り、特定の内臓に集中せずに一定の
  濃度を保ちながら血液中を循環する。妊娠している女性の場合には、羊水と胎児にも達する。
  血圧をわずかに上昇させ、気管支を拡張し、体が血中のエネルギー源にすばやくアクセス
  できるようにする。
   ⇒ 不思議。

  ストレス。ストレスそのものは体にいい場合がある。ただし、短い時間であれば、という条件付きではある。
  短期間のストレスが大量のエネルギーを消費するとき、私たちの能力に驚異的な影響を及ぼし、
  心身に充実感を与えてくれるという。
   ⇒ なるほど、経験的になんとなく理解できる。

  深い睡眠が得られなくなるのは中年期から始まっている。36~50歳の人では、睡眠時間の
  うち深い睡眠と呼べるものは4%に満たず、それは成人初期のおよそ5分の1にしかならない。
   ⇒ 衝撃の事実。4%しか眠れていないのか。8時間=480分⇒4%:19.2分だ。

  このほか、性の感覚や肥満になる原因などなど、色々体に関すことが盛りだくさん。
  とっても興味深い本である。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと! 
 

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