2009年12月1日火曜日

読書(2) ☆☆☆ -¥648-

【今日の出来事】
 本日。2冊目のご紹介。日本人なのに知らないこと。何気に使っている言葉多すぎる。

【本の紹介】
 (2) 知っているようで知らない日本語 柴田武著 PHP文庫
    


 【本の構成】
   第1章 人の体にかかわる日本語
   第2章 男と女をめぐる日本語
   第3章 動植物にまつわる日本語
   第4章 自然にかかわる日本語
   第5章 衣食住をめぐる日本語
   第6章 喜怒哀楽にまつわる日本語
   第7章 幸・不幸についての日本語
   第8章 蘊蓄と含蓄の日本語
   第9章 話題を楽しく盛りあげる日本語
   第10章 なるほどと合点がいく日本語
   第11章 言葉の通人になれる日本語
   第12章 底ぬけに奥が深い日本語
   あとがき
   索引

   という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
   この本。すごい。ある意味辞書だ。これを読むと何気に使っている言葉の由来ってほとんど知らないという
   ことが痛感させられる。また、知らないものも結構多いな。
  
   「こけら落とし」って?

   不思議。
   著書によると・・・
   トンネルの工事では、ふつう、あともうひと掘りで開通というところで作業をやめるのだそうだ。
   開通式のときに、しかるべき人が最後の壁を爆砕し、開通を祝うためだ。新しい鉄橋の工事でも、
   開通式で最後のボルトを締めるという儀式が行われる。
    昔は、家を建てるときにも似たような儀式があった。屋根の一部を削って、完成とともにそれを落として、
   新築を祝った。「こけら」とは、材木を削るときに出るカンナ屑のことで、昔の人は、屋根に「こけら」を
   残し、それを落とすことで家の完成とした。転じて、新築劇場の初興行が、「こけら落とし」と呼ばれる。

   といったように、エピソードがきちんとかかれており、ふーん。となる。
   
   400ページにもわたり、ずらーーーっと書かれたこの著書。まさに辞書。

   普段使わない粋な言葉を一言。入れるのは、いいかも・・・

   これも図書館で出会った一冊!ありがと。


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