2009年9月15日火曜日

読書⑧ ☆☆☆☆ -¥720-

【今日の出来事】
 今日は、どたばたした1日でした。分析調査⇒TOP講和⇒講習⇒打ち合わせ⇒お客様資料作成
 と密度ばっちしでした。
 さぁ。明日から出張始まります。

【本の紹介】
 ⑧ なぜ日本人は学ばなくなったのか 齋藤 孝著 講談社現代新書
   


 【読んで印象に残ったところ】
  この本を読むと悲しさがつのりますね。最近の若者は勉強をしていないということが
  詳細に書かれている。世界的に見ても・・・だ。最近フィンランドの教育は注目を
  浴びている。日本もがんばらねば。

  序章 「リスペクトの精神」を失った日本人
  第1章 やさしさ思考の落とし穴
  第2章 学びを奪った「アメリカ化」
  第3章 「書生」の勉強熱はどこへ消えた?
  第4章 教養を身につけるということ
  第5章 「思想の背骨」再構築に向けて
  
  という構成。第3章の昔は「書生」がいたという話。確かに現代ではそんな人なんて
  芸人だけではないか? 昔は熱心に学ぶ書生と、面倒をみる師匠がいて、血の絆よりも
  すごいものがあった・・・今は・・・確かにない。

  また著者は、読書の大事さを強調している。同感だ。最近の若い人たちは全く読書を
  しないとのこと。昔はほんとにしてたの?という疑問はあるが、確かにインターネット
  や携帯電話が普及する中で、紙の本を読む機会は相当減っているのは確か。

  こうしてブログを記載して、少しでもいいから、みんなと情報を共有したいものですね。

   

 【本から得た知識】
 

 【感動したキーワード・視点】
   P.190から抜粋
   自分の狭い世界に入り込むか、あるいは人に選択を預けてしまうか、という2方向のどちらかに
   大きく揺れてしまうのではなく、主に読書を通じて精神の強さを養っていくということです。
    読書とは、自分の中で行う、偉大なる他者との静かな”対話”です。これによって、判断力
   や粘り強さといったものを身につけることができます。「情報」だけでなく「人格」として
   書物を読む習慣を身につける。平凡なようですが長い目で見たとき、これが現状に対する
   もっとも根本的な解決法であると思います。

   ⇒ まさに同感ですね。

   P.210より抜粋
    人の生は、飛ぶ矢に似ている。希望やあこがれに向かって飛んでいる時に、生きてる実感を
   感じることができる。矢は推進力を失ったならば地に落ちる。
    はたして日本人は今、あこがれを目指して飛ぶ矢であると言えるだろうか。
 
   ⇒ 充実した実感、もっともっと今後も得てゆきたいですよね。


   これも図書館で出会った一冊。ありがと。


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