2009年9月1日火曜日

読書① ☆☆☆☆☆

【今日の出来事】
  9月になりました。民主党も圧勝。今年も9・10・11・12月と残すところ4ヶ月になっちゃい
  ましたね。秋が近づいていることを感じる今日この頃です。

【本の紹介】
  ① 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 細谷功著 東洋経済新報社
    


 【読んで印象に残ったところ】
  この本、前から読みたいなーと思っていた一冊。日本に電信柱は何本あるか?
  それを瞬時に推定できる力・・・地頭力を鍛える・・・・・
  仮説を持って、モデル化を行い、そして推定していくというステップを踏めると
  大きくは外れることはない。うーん。おもしろい。
  私は技術開発系の仕事をしているので、この最初にあたりをつけたり、簡単なモデル化を
  したあとシミュレーションを実施して仮説を立てていくことを行なうので大変
  興味深い。

  第1章 「地頭力」とは何か
  第2章 「フェルミ推定」とは何か
  第3章 フェルミ推定でどうやって地頭力を鍛えるか
  第4章 フェルミ推定をビジネスにどう応用する
  第5章 「結論から考える」仮説思考力
  第6章 「全体から考える」フレームワーク思考力
  第7章 「単純に考える」抽象化思考力
  第8章 地頭力のベース
  第9章 さらに地頭力を鍛えるために

  で構成されている。「地頭力」の構成要素である
  「3つの思考力」(「結論から」⇒「全体から」⇒「単純に」)
  これは参考になった。なんとなく自分の周りにいる人でこの考え方を
  使っている人がいる。そうゆう人の説明はとっても説得力がある。

  また逆に、話がとっても長く、結局何がいいたいのだろうと思わせる人や
  試行錯誤的に実施し、結論が見出せないでいる人も沢山いる。

  これは是非とも取り入れていきたい。深めていきたい。

 【本から得た知識】
  まじめな日本人が中々会得できないこと。それは「全体を高所から俯瞰して眺めること」
  これができれば効率化がアップでき、色んなことに対応できるようになるのではないか?
  なるほど、これが地頭力を鍛えるということ。

  お勧めの1冊に加えたい。ありがと。


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