2009年8月4日火曜日

読書③ ☆☆☆ -¥1429-

【今日の出来事】
 昨日から名古屋に来ています。明石と違い都会を感じますね。そして今日は名古屋⇒厚木(神奈川)に仕事で
 移動します。移動中の読書つみかさねできてうれしいです。(仕事は未知なる部分がありますが・・・・)

【本の紹介】
 ③ モッタイナイで地球は緑になる。 ワンガリ・マータイ著 福岡伸一訳 木楽舎
    

 【読んで印象に残ったところ】
  著者は、日本語の「モッタイナイ」を国際的に広めてくださった有名人。一度著書を読んでみたいと日頃
  思っていました。
  著書は環境に対する取り組み(グリーンベルト運動 GBM)で初めてノーベル平和賞を受賞したケニア人
  女性。
  継続的に緑を増やすにはどうやればよいかを考え、一時的ではなくローカルの人達に緑を増やす取組や
  仕組みを根付かせたところがとっても興味深い。
  
  そして副大臣という立場にたたれ、今後もより一層その活動が進化していく。
  前半には、グリーンベルト運動の歴史が記載され、かなりのパワー・信念を持って運動を推進してきたことが
  伝わってくる。また、著書は、必ず私ではなく、私たちというコメントで始まる。まさに一人ではできない
  活動であるという信念が伝わってくる。


 【感動したキーワード・視点】
  P.237より抜粋
   GBM活動で最もすばらしかったのは、ごく普通の人々を苗木の生産者にしたことです。私たちは、「免状を
   持たない森林官」と呼んでいるんですけど。・・・・・

  P.265より抜粋
   今、世界の気温は上層の一途で、この現状を不安に感じている人は多いはずです。たとえ、途上国で温室
   効果ガスをさほど出していない国であっても、資源を消費していない国でもあっても、気温は上がり、土地は
   乾き、森は破壊されている。人間以外の種も非常に危険な状態に追い込まれています。この問題はとても
   大きくて、絶望的な気分になると思います。でも、それでも自分には何ができるか、と考えることが大切だと
   思います。
   私たち一人ひとりができることをやっていくこと。30年前の私(著者)がやったのはまさにそれです。私は
   政府の人間でもなかったし、お金も持っていませんでした。でも、穴を掘ることはできました。穴を掘って
   苗木を植えることはできた。・・・・・

   ⇒ 自分にとってできること、考えさせられた。
   

 【自分の中の解釈・気づき】
   個人的な趣味ですが、日頃の手入れは大変な面があり、妻の助けもあってではあるが、
   庭の木々や花が育つとなんだか心が豊かになる感覚を覚える。

   その感覚を大事にすることがひょっとして重要ではないのだろうか?
   とふと思った。

   さて私に何ができるのか?ぜひとも考えてみたい。

   図書館で出会った1冊。ありがと。


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