【今日の出来事】
韓国から帰ってきて、久々の日本の職場への出勤。今日は、蒸し暑かったですねー。先週からだったのかな?
これから夏ですねー。我が家は土曜日に淡路島の海に行く予定です。晴れるといいな。
【本の紹介】
② ダイバーシティ 生きる力を学ぶ物語 山口一男 文 挿絵 森 妙子
東洋経済新報社
【概要】
著者は社会学者。物語のストーリーを読み解くことによって、社会学の基礎を教えてくれるこの一冊。
理系の私にとっては不思議な感じがしました。
物語は2部構成になっている。
①六つ牡丹のミナとカズの魔法使い
②ライオンと鼠
①は、とっても読みやすいストーリー、人と違ったところを持つミナ。7つ目の「陽気のボタン」がないことで
人から、敬遠され、同情され、そして自分自身が一人の世界を好んでいくようになる。魔法使いカズに合えば
この七つ目の「陽気なボタン」をもらえると聞き、旅に出るミナ。行き着くまでに様々なことが起こる中
ミナは成長していく。一見論理数学で混乱気味になるが、なるほど。ストーリーの後、作者の解説があり
より理解が深まる。
②は、「ライオンと鼠」の物語がアメリカと日本では異なっていることに着目。その差について生徒達が
議論を重ね、よりアメリカ式の、そしてより日本式の「ライオンと鼠」の2つのストーリーが出来上がる。
日本式の「ライオンと鼠」の話は少し寂しい気がした。空気が読めない最近の若者の状況を模倣しており
アメリカ人の生徒達は理解できないことばかり。方やアメリカ風の「ライオンと鼠」も私たち日本人にとっては
理解できない点が多いが・・・。これも物語の後に著者の解説がなされ理解が深まる。
【本から得た知識】
社会学って面白い学問です。理系の学問のように答えがある程度導き出される感じがしない。
すべてをそのまま受け止め、分析していく学問なのだろうな。と思いました。
少し興味が湧いてきました。ありがと。
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